もう一度、あの場所へ ~時間が止まったままの場所~
『あれはね、お星さま♪』
「お星さま?!」
お星さまって、、、
たぶんあたしは、“何言ってんの?”って顔をしていたみたいで
『ははっ!信じてないね?』
信じてないね?って、、、
『この場所は、楓ちゃんが暮らしてる場所とは違うよ?』
ちょっと困ったように、でもちょっと笑って空はあたしを見た
あたしと空の間に、風が吹いた
まるで、何かが始まるように
もう始まっていることにも気づかずにーーー