もう一度、あの場所へ ~時間が止まったままの場所~

少し落ち着いていた、心臓がまたバクバクと動き出した。


信じられないことが、今たしかに起こっていた。異世界なんて、絵本や小説の中でしかないんだから


なんの取り柄もなく、どこにでもいる普通のあたしが物語の主人公なんてあり得ない。


と、頭では分かっていても不思議なことばかり起きていて本当に異世界なんだ!と思っている自分もいた
< 33 / 43 >

この作品をシェア

pagetop