もう一度、あの場所へ ~時間が止まったままの場所~
「ん、、眩しい」


目をこすって、開けてると。


「、、、ん?」


自分がいるとこれから、離れたところにオレンジ色の光がたくさん見えた


10個、いや20個はあるだろう。

なんだか、体が強張った。
手をギュッと握って、ゆっくりゆっくり歩いた。


暗くてよく見えないが、地面は砂利道みたいだ。大きな石がたくさんあるみたいで、歩きずらい。



だんだん、オレンジの光に近づいてきたせいか、それとも暗やみに目が慣れてきたせいか、だいぶ見えるようになってきた。


やっぱり、地面には大きな石がたくさんあった。


「こんなところに、町なんてあったんだ、、、、あれ?何の音だろう?」

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