sweet.strawberry

に・・・にらんじゃかわいそうだよ・・・



だって梨乃の睨みは怖いんだもん。





「関係無いことだから。」




冷たい声で言葉を口にする。




あたしはすこし怖くなってしまった。




桑田君・・・?



どうしたの・・・?




「・・フーン。ま。あたし達には関係ないしね。


苺。アッチいこ。」


梨乃があたしの腕を引っ張って桑田君たちが居る方と反対側に腰を下ろす。



「・・・桑田君・・・


どうしたんだろ・・・ちょっと怖かったな・・・」



腕をさすりながら呟く。



「ま。誰にでも知られたくないことはあるでしょ。


桑田の場合は苺には知られたくないんじゃない?


・・
まだね。」



不敵に笑って楽しみって顔をする梨乃。

あたしだけ?



わかんないよ・・・___
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