sweet.strawberry
「ホント大丈夫?
朝は無かったよね?」
ん・・・そう言えば朝も少しだるかったけど今ほどじゃない。
「でも。熱もそんなないし大丈夫だよ?」
えへ。
なんて笑ってみた。今更ながら恥ずかしいっ!!
なんてやってしまった後に後悔した。
「ぃ・・・苺・・・・
今の顔・・・あんま見せない方がいいかも・・・」
梨乃が絶句している。
・・・・そんなにキモかったんだ・・・
恥ずかしい!!
あたしは赤くなって俯いていて見えなかった。
あたしの目の前にいた人たちが赤くなってたことを。
「今・・・・浜松めっちゃ可愛くなかったか?」
「苺ちゃん・・・ヤバいね・・・」
「惚れそう・・・。」
「浜松って性格もいいしあの笑顔もヤバいし・・・
言うことなしだな・・・・。」
なんて言っていたことも知らなかったんだ。
そして桑田君が悩んでいたことも。