sweet.strawberry
「あ゛~・・・・」
頭を抱え込む。
ありゃないだろ・・・。
あんな笑顔だれでも落ちるっつの。
「お前もかわいそうだよな。」
俺を慰める彰はなんだか楽しそうだ。
「何がだよ・・・」
チラリと浜松を見るが顔を赤くしてしょげている。
「苺ちゃん、かなり鈍いぞ。
しかもガード無いからすぐ告られるんじゃね?」
急がないとな。
なんて言う彰は俺を焦らせてるようで・・・
って普通に焦っとるわぁ!!!(いきなり関西弁でスイマセン_(._.)_)
「わかってるよ・・・。
あいつが可愛いのなんて前から知ってる・・・。」
顔の温度が上がるのがわかる。
「惚れた弱みだな。」
ふっと笑う彰にエルボをくらわせる。