sweet.strawberry

「浜松!職員室行こう。」


後ろから声をかけられたから驚いてビクッてなった・・・・・・


「うん・・・」


桑田君と一緒に職員室へ向かう。






あたしはやっぱり素直じゃないね。

嬉しいって気持ちより恥ずかしいって気持ちがある・・・・


好きな人と並べるのは嬉しいコトのはずなのにね・・・








「失礼します。桑田ですが・・・」

「おぉ!ちゃんときたな!
コレなんだが…2人でやってくれないか?」


そう言われて手渡されたのは分厚い紙の束。


「なんですか?これは・・・」

その言葉に先生は二ヤッと笑う。




「明日の会議で使う資料なんだが・・・・


30部作っておいてくれ!!


よろしく頼むぞ。」



はい・・・?



あたしたちが固まってたら先生はもう職員室に入ってしまっていた。





「・・・・・・教室もどろっか。」


「あぁ。そうだな。」



2人で教室までのくら~い道のりを歩いた。
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