sweet.strawberry
「あ。桑田君・・・
これ・・・・」
あたしは昨日作ったカップケーキを手渡す。
「これ・・・」
「イチゴのカップケーキ・・・なんだけど・・・」
恥ずかしくなって俯く。
「ほんと!?
すっごい嬉しい!!サンキュ。」
早速袋を開けてパクっと食べる。
「・・・・どう・・?」
「・・・・ウマイ・・・」
「ホント?よかった。」
ほっと胸をなでおろす。
「苺。好きだよ。」
「おいしいもんね♪」
あたしの返答にガクッとなってる桑田君。
「イチゴじゃなくて・・・
苺だから。」
そう言ってあたしのおでこに優しくキスを落とす。
かぁぁぁ・・・・
「苺・・・可愛いよ。」
微笑んで言ってくれる。
「ありがと・・」
あたしも照れ笑いをしながら・・・・