everyday interesting
勇太「君・・・名前なんていうの?今まで聞くの忘れてたから」

少女はゆったりとした口調でしゃべっただがその声は、俺に届くことはなかった。ちょうどバケモノ[ウォルス]が屋上から俺たちのいる場所に攻撃を仕掛けてきたからだ

勇太「ウォォ!!!アブナッ!!」

???「しつこいな・・・」

彼女は初めてか表情を出したその顔は・・・

養豚場のブタでも見るかのように冷たい目線だ・・・とても残酷な目をしている
「かわいそうだけどあしたの朝にはお肉屋さんの店先にならぶ運命なのね」てきなかんじの!

俺は思った・・・いや本能で悟ったこいつは表情がないんじゃない   表情を出さないんだこいつは・・・
多分ウォルスがいる時だけと思うけど・・・
だからあの時、俺をゲンコしたときは本気だったんだ・・・

???「いい加減にしないとこの世に肉片、いや細胞の一つでも残さないよ・・・」

いやいやいやいやいやいやいや元から残す気なんてないだろ!と俺が心の中でツッコんでいる最中に彼女はウォルスに突っ込んでいった、あのとんでもないジャンプ力でウォルスと同じ高さに跳んだ。 あっ今のは、シャレじゃないぞ、本当だってば
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