everyday interesting
 遼「?どうしたんだい、難しい顔して・・・ああ!ボクを口説くためにそんなにも考えてくれているのかな?ふっ、そんなこと考えなくても ボクはもう君にメロメロ・・・・・・」

ズバンッ!

遼の後頭部に、いいツッコミ道具『ハリセン』が振りおろされた、叩いた相手はもちろん、霊だ。

 霊「だ〜か〜らぁ!!!気持ちわりぃんだよ!!そんなこと人前でしてんじゃねえ!!この物干し竿が!!!」

霊が遼に大声で怒鳴った、それを聞いた遼は・・・・・・

 遼「・・・・・・ふっ、ボクは君のようなICチップ並みの背丈しかないヤツに興味はない!そして人の恋路をじゃまするヤツは!馬に蹴られてじごくに・・・・・・」

 霊「それ以上言うんじゃねえ!!!!!」

ズバンッ!バシッ!ズババババ!!!

あ〜あ・・・始まっちまった・・・普通ならここで喧嘩両成敗家、敢が止めに入るはずなんだが・・・・・・

敢「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

前を歩いている敢の背中から凄まじい負のオーラが・・・これは一体どうしたものか・・・敢は今、向かっている場所にトラウマがあるのか一言もしゃべっていない・・・・・・

しかたがない、怪我をする覚悟で俺が行くか・・・
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