everyday interesting
敢に笑顔が戻った、いや・・・いつも以上だ 敢をここまで復活させる【彩】とは何者なのか・・・・・・

しかし俺には考える時間はなかったのだ

勇太「・・・・・・ん? って 誰もいねえ!!?」
   
周りにいたはずの 遼・霊・敢・明日香・そして彰二さんまでも消えていた

・・・・・・いや、断じて消えたのではない すごいスピードで走っていったのだ もう彼らが巻き起こす土煙しか見えない

勇太「ケホッ・・・・・・チクショウ、煙が目に・・・ドライブ能力者の走力はバケモノか?」

そう思っていてもしょうがない俺も走る!自分の限界の速さで・・・・・・ 

明日香「あなたは急ぐ必要はない」

勇太「ウオッ!?明日香!」

消えていた明日香が俺の隣で飛んでいた 例のブースターを付けて・・・・・・俺は走るのをやめ、歩き始めた

勇太「何だ・・・一緒に行かなかったのか?つーか そのブースター俺にも貸してくれよ」

明日香「ダメ、これは私の」

キッパリと断りやがった

明日香「あなたと一緒にいた方が楽しいから」

勇太「楽しい?どこがだ?」

明日香はその問いには答えなかったが、少し頬が赤くなったように見えた
< 33 / 107 >

この作品をシェア

pagetop