everyday interesting
勇太「地元のヤツって誰だよ………」

敢「ここにいるじゃないか!」

一瞬、何を言ったのか分からなかった……しかし、敢は誇らしげに胸を張っている

勇太「……って冗談じゃねえのかよ!!!お前がか!?お前、前にこの町に来たのはいつ頃なんだよ………?」

敢「もうかれこれ……… 十年前かな!」

勇太「駄目だろ!十年も経ったら町だって変わるだろ!?」

敢「……それなら!!あまり遠くに行かなかったらいいじゃないか?」

なんか無理矢理なことを言うなこいつ………だが、敢は本当に俺を心配してくれている……敢は落ち込んでいるヤツを見ると、放っておけない…必ずそいつを励ましてくれる………


勇太「…………わーったよ…で 誰と行くんだ?まさかお前と二人だけなんてことは無いだろ……?」


敢「ギクッ!!!……………」

敢が古風で分かりやすいリアクションをした………

勇太「……おい……なんで、固まってんだ……?」

敢「その まさかだぁぁぁ!!!」


ブゥンッ!!!!ドフッ!!!


勇太「ぐぼらッ!!!!」

敢は逆ギレし俺にラリアットしてきた!!それは、スゴく速くて……そして……スゴく……重かったです……
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