everyday interesting
この教室にいる誰もが凍った 普通ならこんな言葉は笑えるのだが今さっきの惨劇を見たら笑うどころか その言葉を信じかねない

勇太「敢 またやったのかよ・・・」

敢「・・・ア〜 またやっちまったよ もうこれはなおらねえな ハハハ」

敢は昔から喧嘩が無茶苦茶強いどこで習ったか知らないが武術の類は一通りマスターしてしまったと言っていた。

勇太「ハハハじゃねえよこの凍りついた空気をどうするつもりだ?」

まだみんなは黙ったままであるあ〜誰でもいいからこの空気をどうにかしてくれ

???「・・・時間・・・申請・・・・・許・・・・・」

ん・・・何だ今の 時間?申請?何なんだ・・・

そこで俺はありえない映像を目にした 

勇太「えっ 敢、何でお前ムーンウォークして・・・!!」

敢は確かにムーンウォークをしていたしかし触れてもいないのに机やイスが宙に舞っては地面に落ちていく あの敢に掴まれていた二人もついでに宙に舞っている

勇太「何だよこれ・・・いったい何が起こってんだ?!」

???「何故あなたは動ける?」

その声は明らかに俺に向けての言葉だった 振り向くと黒く短い髪と 金色の瞳を持った少女が立って無表情で俺を見つめていた

???「何故あなたは動けるの?」

勇太「何言ってんだあんた?この状況について知ってい・・・るの・・・か・・・?」

なぜか急にまぶたが重くなって自然とまぶたが落ちてくる 眠い 何なんだお前は・・・いったい何をして・・・

俺の意識はそこで途切れた これからとんでもない事がこの町で起こる予兆 

俺の日常はこの日変わった
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