須山さんと瀬川くんの日常

友達

あの日から10日過ぎた。

あの賭けをした日以来、今私と瀬川は一切喋っていない。


ていうか元から喋るような仲でもないし。

むしろ関わりたくない。



「あーあ。山倉くん早く来ないかなー・・・。」


次の授業に備えて寝ようとした時・・――――――






突然・・・
『未っ來!聞いて聞いて〜!!』


「なーに?唯子・・・?」


『この前のクラス変えから私、初めて瀬川くんと話せたんだっ!間近で見ても超カッコいいし、クールだし!』

ゲっ・・・!
「もしかして唯子・・・まさか瀬川の事s『違うよ〜!私はただの瀬川くんのファンだよー!』

良かった・・・。

いや良くない!
友達が私の天敵兼ライバルのファンって最悪じゃん!


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