気まぐれ社長の犬
金を手に入れた犯人は警察に周りを囲まれた為立てこもっている。
「はあー…疲れた」
「だな…そろそろ座ってんのもだるくなってきたし仕事しなきゃいけねーしな。そろそろ帰るか」
「はい。でもどうしましょうか……」
私がチョコを食べようと手を伸ばした時、袋に銃弾が飛んできた。
「きゃっ」
「動くな。次はお前を撃つ」
見ると撃たれたせいでチョコが食べれない状態になってしまった。
私のチョコが……
「…許せませんね」
「え?」
「私にいい考えがあります」
私はそれをひそひそと響城さんに伝えた。
「ふーん…いーんじゃね?」
私はそれを見て早速地面を何かを探すように四つんばいになって歩いた。
「動くな!!」
「そんなこと言われても…コンタクト落としちゃって全然見えないんです。一緒に探していただけませんか?」
私は胸をはだけさせて、顔を近付けた。
もちろん相手はさっき私のチョコを撃った男だ。
「お願いします…」
「チッ仕方ねえな」
男はしゃがんで探しながら、四つんばいになった私の谷間を見ている。
フッ単純……。
「あっこっちかもしれません」
私は他の3人からあまり見えない場所に移動した。
「あの……」
よく見えない設定だから、顔を近付けていく。
「なっなんだ…」
そして男の腹を殴り拳銃を奪った
「ぐはっ…てめえ!!」
「響城さん!!」
私は響城さんに銃を投げた。
響城さんは受け取ると一瞬で残りの3人の腕を見事に撃った。
「さすがです」
「どーも」
響城さんはドアに銃を撃って割とてきとうに他の人質に拳銃を投げた。
「行くぞ」
「はーい」
私はさっき殴った男をぐりぐりと踏みつける。