貴方は私のこと好きですか…?


7時30分とうとう着いた。
いつも来るカラオケボックスだけど。

緊張してきた。

「遅れてごめんね!ほら、千晃早く」

「う、うん。こんばんは」

「「「「「「…////」」」」」」

やっぱり似合ってなかったんだこの格好(涙)

「千晃大成功だね!みんな千晃が可愛い過ぎて見惚れてるよ」

違うよ!

あまりにも似合わないからびっくりしてるんだよ( ´△`)

「千晃可愛い!!」

「私らまで見惚れちゃったよ〜」

2人ともお世辞うまいんだから。

でも嬉しな。

「じゃあ自己紹介から〜
まずは女子からね」

舞が言った。


「綾です!」
「紗香で〜す」
「舞です♪」
「ち、千晃です。」

「じゃ次は俺たち!
俺は龍!」
「琢磨です♪」
「優よろしく」
「大翔でーす。」

「じゃあ次は質問タイム!!」
「はいはぃ!」

「琢磨くん!」

凄い舞合コンのプロだ(汗)

「千晃ちゃんのタイプは?」

えっ!私〜

タイプか…

來斗君が出てきちゃう

「明るくて、かまってくれる人かな」

來斗君の真逆ゆっちゃったよ。

「じゃあ俺だ!!」

「えっ」

「俺千晃ちゃんがタイプ」

いやいや聞いてないんですけど…

そしたら舞が

「じゃあ千晃の横は琢磨くんね」

ちょっと舞〜

私は目で訴えたけど完全にスルーされた(´-ω-`)!!
琢磨くんが隣座った。

「よろしくね♪」

それから琢磨くんと色々話した、学校のこと勉強のこと。

最初はチャラい人かと思ったら話しているうちに、ちゃんと話を聞いてくれてる。

その間だけ來斗君のことを忘れられたような気がした。



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