貴方は私のこと好きですか…?


合コンで意気投合した琢磨くんとはメールしたりたまに遊んだりするようになった。

今日も2人で映画をみにきた!

「映画良かったね〜」

「うん…」

琢磨くんなんか変?

「どうしたの?」

「あのさ、俺と付き合って。俺千晃ちゃんのこと好きなんだ!!」

「えっ」

そのとき、知らない女の子が來斗君の腕に自分の腕を絡まして歩いてるのが見えた。

胸がチクッとした。

忘れるって決めたのに。

「俺が來斗って奴を忘れさせてやるよ!!」

「っ!!」

なんで知ってるの?

「ごめん。千晃ちゃんいつも学校の話とか恋愛の話になると悲しそうな顔するから舞ちゃんに聞いたんだ。」

舞か〜

まぁ琢磨は信用してるしいいけど。

「だからさっ「いいよ」

「私の中から來斗君を消して」

「うん」

ごめんね。琢磨くん。
ありがと。琢磨くん。


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今日も俺は名前も知らない女と出掛けていた。

女が映画を見たいって言い出したから見に行くことになった。

そしたら千晃と知らない男がいた。

誰だよ。

胸がチクッとした。

だめだ忘れるんだ。

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