貴方は私のこと好きですか…?
好きだけどそれ以上に愛してる。
そして、今は琢磨くんの家の前。
はぁ。
ピーンポーン
「はい」
「千晃です」
「今いく。」
怒ってる?
ガチャ
「入って」
「おじゃましまッ、きゃっ!!」
入ろうとしたら壁に押し付けられた。
「痛い。なにするの?」
「なに男と喋ってんの?」
「はっ!?喋ってないよ!」
「嘘つくな!!」
琢磨くんの怒鳴り声が響きわたった。
「ほんとだって!そんな根拠どこにあるのよ!?」
すると琢磨くんは私のスクバを探りだした。
「これが根拠だょ。」
と言って見せられたのは盗聴機だった。
「っ!!最低!!」
「最低なのはお前だろ!俺がいるのに男なんかと喋って!!」
「あいさつしただけじゃん!!」
バシッ
音が響きわたった瞬間左頬に鈍い痛みが走った。
「!!」
バンッ
私はおもいっきりドアを開けて走った。
家に着いた。
着いたとたんに涙が溢れてきた。