貴方は私のこと好きですか…?


あの日から琢磨くんの暴力はどんどん酷くなっていった。

「千晃!!」

「舞」

「最近どうしたの?」

「どうしたの?って?」

「痩せてきてるし、学校休んでばっかりで」

痩せてるのはストレスでご飯が喉を通らなくて、休みは痣がばれないように薄くなってからじゃないと、バレないように休んでる。

親友でもこんな心配をかけることは言えない。

だから私は。

「最近風邪気味なんだよね〜」

と言った。

「ふーん。そぉ。」

舞は不満そうだけど納得してくれた。

「千晃、次体育だけど大丈夫?」

体育かぁ

最近休んでばっかりで単位ヤバいからな

「うん!大丈夫だよ」

「じゃ行こか」


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

千晃がきた。

でもその姿はあまりにも変わりはてていた。

次は体育だぞ大丈夫か?

授業が始まっても俺は千晃ばっかり見ていた。

俺がバスケの試合に出ている時に、女子の方が騒ぎだした。

見て見ると千晃が倒れていた。

俺はとっさに千晃を抱えて保健室に走っていた。



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