貴方は私のこと好きですか…?
あの日から琢磨くんの暴力はどんどん酷くなっていった。
「千晃!!」
「舞」
「最近どうしたの?」
「どうしたの?って?」
「痩せてきてるし、学校休んでばっかりで」
痩せてるのはストレスでご飯が喉を通らなくて、休みは痣がばれないように薄くなってからじゃないと、バレないように休んでる。
親友でもこんな心配をかけることは言えない。
だから私は。
「最近風邪気味なんだよね〜」
と言った。
「ふーん。そぉ。」
舞は不満そうだけど納得してくれた。
「千晃、次体育だけど大丈夫?」
体育かぁ
最近休んでばっかりで単位ヤバいからな
「うん!大丈夫だよ」
「じゃ行こか」
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千晃がきた。
でもその姿はあまりにも変わりはてていた。
次は体育だぞ大丈夫か?
授業が始まっても俺は千晃ばっかり見ていた。
俺がバスケの試合に出ている時に、女子の方が騒ぎだした。
見て見ると千晃が倒れていた。
俺はとっさに千晃を抱えて保健室に走っていた。