貴方は私のこと好きですか…?
女はずっとベタベタして誘ってくる。
お前みたいな女としたかねぇんだよ!!
俺は千晃がいいんだよ!
そんの時。
プルルル、プルルル
ディスプレイを見ると千晃だった。
俺は初めて千晃から電話が来たのが嬉しくて、ついニヤケそうになった。
「もしもし。」
「千晃です。」
「あぁ。」
「いきなりごめね?」
別に謝んなくても。
電話でも俺は素直になれなかった。
「…。」
「來斗ぉ誰から〜?」
おい!お前なに喋ってんだよ!しかも声でけぇんだよ!!
聞こえたらどうすんだよ
「別れよう。」
「えっ?」
はッ!!
なにいってんだよ千晃!!
「じゃあね。2ヶ月間私の彼氏になってくれてありがとう。」
意味わかんねぇ。
「ちょっ」 プーップーッ
なに切ってんだよ!
別れる?
俺と千晃が…
俺は泣きそうになったから女を家から追い出した。
それから俺は考えた。
なんで別れなきゃなんねぇんだよ。
って当然か。
俺は千晃を苦しめたんだ。
俺に拒否する権利はねぇ。
ごめんな千晃。
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來斗君に別れを告げてから私は元気があり得ないくらいなかった。
そして今日の夜が合コンの日だ。