砂時計


「でも~、彼氏さん1人にヒカリと私って…」

彼氏さんが気まずいんじゃないのかな?

心配しながらヒカリを見ると以外にも笑顔だった


「大丈夫!!アキラ君にはもう言ってあるの!」

「へ?」

「アキラ君の友達1人連れてきてくれるって!」

「それって…」

「ユメ…あんまり男ネタ聞かないしさ…
 恋をするには男が必要だし!!
 あきら君も選りすぐりの男を連れてくるって言ってたから
 大丈夫!安心して!!」

安心…ってか
なんでいきなりそうなんの?!

「ヒカリ…別に私、男に困ってるわけじゃないよ?」

「え?そうなの??」

少し驚いた顔をするヒカリ


「う、うん…」


男には全然困っていない
そりゃー街とか歩いてて
カップルみたら
いいなぁ~とか思うけど…

だから彼氏が欲しいっていう事には繋がらない
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