Last.
小刻みに震えている美月。





支える俺。





『とりあえず車に入ろう。風邪ひくから。』





パーカーを着せて車に乗せた。





今からが、運命の分かれ道なのかもしれない。





美月がどんな気持ちで居ようが、
俺にとっては、もう二度とない
チャンスかもしれないんだ…。





車を走らせる前に、
聞いておかなければならないことがある。





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