Last.




頭の中が真っ白になる。





『…啓吾!?』





『ウソ……だろ。』





美月は首を振った。





『警察で確認してるから間違いないよ。一度、捕まってるし。』





ちょっと……待ってくれ……。





考え込んだ矢先、顔を上げ美月を見つめる。





『じゃあ……お墓で再会した時にはもう……。』





アイツは居なかったのか……。














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