Last.
『………………。』
だから、その目が俺の理性をぶっ壊していくんだ…。
『美月…!?俺、これで5回目なんだけど……。考えさせてほしいとか無理だからな。今すぐ答えて。』
額をくっつける。
『じゃあさ、この先ずっと、俺は独りなのか…?誕生日も、クリスマスも…。バレンタインだって、美月からチョコ貰えないの…?』
ちょっと拗ねてみた。
美月は首を振る。
『……私も、独りはもうヤダ……!』
俺の服の裾を掴んだ美月。