Last.






『しっかり守ってあげてね。諦めないでくれて、ありがとう。』





館長は俺にそう言った。





『いえ、俺が諦め悪いヤツなんで。ご心配かけた分、ご報告に。』





『あら、そう~。わざわざありがとね。でもこれで一安心ね。ってアレ!?もしかして……!?』





美月を見ながら、
館長は目を丸くする。









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