Last.
美月を抱き寄せ、キスをした。



やっと逢えたのに…。



明日も逢える保証なんてあるのかよ…!



目の前に居るのに、離れなきゃならないなんて…。



『…消灯時間は?』



途中、唇を離して聞く。



『えっと…10時。』



『じゃあそれ以降に行く。』



再び唇は重なる。



『来るってどうやって…!?』



美月の方から唇を離した。
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