Last.
唇から首筋へとキスを落とし、ベットへ押し倒す。



『美月の全部、俺にちょうだい。』



フッと笑って。



『いいよ。あげる。欲しくて欲しくて…堪んないんでしょ…?』



相変わらず俺を挑発する言い草。



『俺、美月が好きだよ。』



『ふーん。ていうか知ってるし。』



ガクッと肩を落とす。



『おいおい…。俺がマジで告ってんのにその返事はないだろ。』
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