好きになってごめんね。
真実
次の日
〈え~マジ?〉
《マジマジ。
今日あたりアッサリ振ってー
あとはいつも通り?
みたいな(笑》
〈ヤッパ相変わらず酷いねぇー
悪人面になってる美菜さんは笑〉
聞こえてしまった 美菜の会話…。
やっぱり、
美菜はこんな気持ちで竜夜とつきあってたんだ…。
《もう一年は経ったし。丁度いいっしょ》
―あっ!!
り…『竜夜!』
私は、つい声が出てしまった。
《え!?ウッソー
ヤバ…》
『竜夜‥あの…』
「優愛。
もしかして、あの時のことホントだったの?」
私はうなずいた。
わかってくれたんだと思った。
『これが、私が言った美菜の…真実…。』
私は言った。
美菜と、美菜の友達と
竜夜の前で