好きになってごめんね。
美菜の過去





中学の時 美菜は
私が雷矢のことが好きと、知ってか知らずか
なにか企んでいて…


――――――――――――――


「ねぇ。優愛ってさぁ
雷矢のこと好きなの?」

『え、なんで?』

「だってさぁ…仲いいじゃん?」

『………』


―――それから数ヶ月が経ったある日―

「アタシねぇ、雷矢と つき合ってるんだぁ。」

『え… あ、そうなんだ…』

「あー
ごめんねぇ?うけるー。」


――――――――――――――――――
――――

詳しくは覚えてないけど
たしかに記憶に残ってる。

あとから聞いた話、美菜は結構遊び人だとか。
友達が好きだという相手をはじから狩ってくとか。

そんなこともあって
私は美菜にたいしていい印象を抱いてなかった。




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