導く月と花に誓う


とりあえず二人で話し合え、と渋々な奈美を送り出し、あたし達は一息ついた。






「ラブラブでもあーはなるんだね」


「まあ、いろいろねぇ」







なんて、笑いあう。





「奈美、大丈夫かな?」


「大丈夫よ、あのバカップルは」




なんて言って、飛鳥は頬杖をついて、フォークを左右に振った。



「でもさ、今までこんなことなかったよね?」


「大丈夫だってー。
見てればわかるよ」





そんなこんなで。




朝食中ずっと心配していたあたし達(飛鳥以外)だが。






その結末は、その約1時間後に判明する。












< 309 / 378 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop