幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
すごい汗....。
あたしは陽希のおでこをタオルで拭く。
....これじゃぁ、絶対服の中も濡れてるよね。
陽希には悪いけど...もっと風邪ひいちゃうから
しょうがない!!
あたしは陽希のシャツを脱がせた。
制服では隠れていたのでわからなかったが、
ほどよく筋肉がついてる。
腹筋軽く割れてるし...。
あれだよ、あれ。細マッチョってやつ??
そんなことを思いながらあたしはタオルで拭いていく。
陽希はずっとハァハァ言ってる。
苦しいよね...。
実はよく紗菜が熱を出したりするので
看病なんかは得意なんだよね。
あ、家に電話しないと!!
そう思ってケータイを取りだした瞬間、
ーガチャ
「陽菜ちゃん??もうちょっとだけ陽希見ててくれないかしら??」
陽希のお母様が入ってきて言った。
「あたしたち今から1時間ほど出ていかなちゃならないの。
その間だけ陽希のことよろしくしていいかしら??」
「あの...家に」
「あっ、それなら大丈夫よ。さっき電話しておいたわ」
はぃ!?あたしは意味がわからないって顔をした。