幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
.....寝てるや。
あたしが寝ててって言ったからね~。
陽希のベッドまで行って隣にあるテーブルの上に
作ったものを置いた。
「陽希ーできたよー」
あたしは呼びかけて陽希を起こした。
「.....もうできたのか??」
むくっと起き上がっておかゆを見た。
「食べれる??」
「.....むり。あ~んして。」
なに。なんでいきなり甘えたちゃんになってんの。
でも、まぁ病人だから仕方ないよね...。
あたしはスプーンでおかゆをすくって
陽希の口もとに持っていった。
「....うめぇ。陽菜お前すげぇな。」
ードキッ
やっぱりその笑顔ずるいよ////
あたしは顔が赤くなるのを感じた。
って言うか、ドキッて何??なんなのさ!!
陽希はもっと欲しいようで、口を開けて待っている。
再びおかゆを口元に持っていく。
陽希をずっと「うまい」を繰り返していた。
あたしは嬉しくてたまらなかった。
その間もずーーっと胸がドキドキしてた...。
なんだろうか、この気持ちは...。
わかんないよ...。誰か教えて..。
すると
♪~♪♪~♪~♪
「陽菜??ケータイ鳴ってる。」
「えっ??あぁホントだ!!」
あたしのケータイが鳴ってた。
着信は....愛衣だ。
「ちょっと話してくるね....。」
陽希におかゆを渡して部屋を出た。