幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
ピッ
「もしもし??愛衣??」
『陽菜!?ごめんね。帰っちゃって』
「ううん。....それより聞いて~~!!」
あたしは、陽希が熱を出したことや
今、陽希の家にいることなどを話した。
『.....だいたいわかった。』
「それで、さっきからずっと胸がドキドキするの。
なんでかなぁ??」
『.....陽菜。アンタわかんないの??』
わからないですよ...。
だから聞いてるんじゃないですか!!
あっ!!
「まっまさか!!これってもしかして.....」
ゴクリと唾を飲む。
『もしかして....??』
「もしかして.....
病気なの!!??」
『ちっがーーーーーう!!!』
鼓膜が破れそうなほどの
否定をいただいた。
ち、ちがうの!?
だって病気の他になにかあるの??
『陽菜がこれほどの鈍感天然とは...』
「鈍感じゃないよ!!」
『だまらっしゃい!!いい??このドキドキはね...』
「ドキドキは....??」
あたしは意を決して返事を待つ。
『このドキドキはね.......
恋よ!!』