幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
---陽菜Side---
カバンに荷物を入れて....と。
陽希はまだ寝てるみたい。
ぐっすりだね。朝まで起きないな....。
「じゃぁね、陽希。早く風邪治して月曜日学校きてね。」
あたしは小さな声で陽希に囁いた。
よしっ。帰ろ!!
そう思って立ちあがった瞬間....
ーグイッ
「きゃっ!!」
いきなり腕を引っ張られたと思ったら
布団に引きずり込まれた。
え、え、何が起きてるのぉ~!!
お、落ち着けあたし。
えーっと、
帰ろうと思って立つ→腕引っ張られる→布団の中
ってことは....あたしは今陽希の腕の中にいます!!
ドキドキと加速する心臓。
「は...陽希ぃ///??ひゃっ」
いきなり頬にキスされた。
なっ////!!起きてるの!?
頬にキスされたと思ったら
おでこ、瞼、鼻、耳....
たくさんの場所に甘いキスを降らせる陽希。
「何してっ////」
あたしは布団から出ようと抵抗したが
「ひゃぁぁっ////」
次は耳を甘がみされる。
耳が弱点なあたしはフニャフニャになっていく。