幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
『なんでも言うこと....聞くんだよね??』
『そういう約束だったもんね??』
『.....じゃぁ、3つだけって言うのは??』
あたしは条件をだした。さすがに何個もってわけには....。
『....わかったよ。』
『ホント!?』
やった~!!3つだけなら気が楽だ!!
ってかこんなあっさり承諾して....なんか裏ありそう。
『ふっ、じゃぁまたね。』
そう言ってヒラヒラと手を振って何処かへ行ってしまった。
ふぅと一息して愛衣の方を見ると、固まっていた。
良く見ると周りの方々も固まっていた。
「愛衣さーん??どうされましたか??」
あたしは愛衣の顔の前で手を振った。
「陽菜....フランス語出来るの!?」
「え、うん。」
愛衣は目をこれでもかってくらい開けている。
って言うかさ、さっきの会話誰にも解らないよね??
陽希も素で会話してたし。
「愛衣~??教室帰ろ~??」
「え、ぁ...うん。」
まだ状況がつかめてないみたいだけど....いっか。
「陽希様と何話してたのかしら!?」
「ブスのくせに~~!!」
「馴れ馴れしいのよっ!!」
「「「貞子って何者!?」」」
陽菜と愛衣がいなくなった廊下ではこんな会話が繰り広げられていました。