幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
「なんで高校生にもなってこんなことしたがるんだろうね??」
愛衣は紙きれをビリビリと破りながらはぁとため息をついた。
「たぶんこないだ陽希と登校したことかなぁ~....。」
あたしも愛衣に続いてため息を吐く。
陽希.....。
屋上で会ったきり会ってない....。
というか会わないようにしてる。
紗菜を迎えに行く時間もずらしてるしね。
メールは....全て無視してるし....。
どーしてるだろ。
うぅ~んと唸っていると....
「あっ、そーいえば!!陽菜、都倉君が熱出した日どーだったの??」
愛衣は突然思いだしてあたしに聞いてきた。
あんまり思い出したくない出来事だったけれど愛衣には全て話すことにした。
「あの日はね.....―――――――」