幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子
早くこの場を去りたくて、
スタスタと教室のドアまで向かう。
すると今度は...
「おぃ。都倉 陽希。
ツラかせ。」
....またかよ。...
そう言ってきたのは、
先輩方。
俺がモテるのが疎ましいんだと。
今の俺は最高に機嫌が悪くて
イライラしていた。
「すみません。急いでるんで
そこ通してくれません??」
「はぁぁぁ??なめた口聞いてんじゃねえぞ」
人がせっかく優しく言ってやったのに...
仕方ねぇな.....。
「るせぇ通せ。」
と、ギロリと睨んで言った。
すると先輩方は俺にビビったのかそそくさと
その場を立ち去った....。
ふっ俺に勝とうなんざ
100年経ってもムリっっ!!
そう思いながら
俺は下駄箱へ向かった。