年下の彼氏〜翼story〜
そして――




三学期が始まってすぐ、最終の進路希望調査表の提出があった。




――あれから、家族とも話し合った結果、俺は、私立ではなく、公立に行くことを決めた。 





迷いがなかった…と言ったら嘘になるけど、公立でも、自分たちの力で、選手権に行ってみせる!と思ったから。 




やる気さえあれば、どこでだってできる!と、俺は思ったんだ。




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