年下の彼氏〜翼story〜
それでも――




せめてもの救いは、




部活をやってる間は、彼女のことを忘れることができた。 




一旦、ボールを蹴りだすと、俺の頭には、サッカーのスイッチが作動し、それだけに集中することができた。 




ボールを操っている間だけは、無心になれた。




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