年下の彼氏〜翼story〜
ところが―― 




夕方のラッシュ時とあって、渋滞に填まってしまった。 




俺は、車の中で、ものすごくイライラしていた。




なぜなら、今日は、彼女が来る日だ。




一分でも一秒でも長く、彼女と過ごしたい…そんな気持ちからだ。




それと、今日に限って、兄貴が一人で留守番しているから、それも、俺の中では、気掛かりで仕方なかった。



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