食べ頃少女
それから30分後ー。

ビンポーン♪

待ちに待った彼女がやって来たようだ。
マヌケに響いたチャイムの音を聞き慌てて玄関に向かう。

デリヘルなんて初めての経験なので緊張と少しの不安を抱いたまま扉を開いた。

ガチャ…。


「わ…可愛い…」

目の前には絶世の美少女が立っていた。

「あのぉ…」


思わず見とれてしまっていた俺に困ったような表情を浮かべて少女はおずおずと声を掛けた。

「ん、なに?」


「私で大丈夫でしょうか?」

「もちろんです!」

即答した俺に少しびっくりしてたけど少女は照れてるようにして笑ってくれた。
その笑顔に胸きゅんしてしまったのは不可抗力ってやつだと思う。
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