君の声を、
もう、泣くのは止めよう。

「パン、パンッ」


“強くならなきゃ”
そうおもって、あたしは思いっきりほっぺを叩いた。


……………!!


「...えぇ――――――――っ!!!ヤバいっ遅刻ーッ!!」

時計を見たら、とっくに8時30分過ぎてるし!

ぁ゙――っ
髪の毛ボサボサじゃん!!


とりあえず、適当にお団子してこっ、うん。



「いってきまーす!」
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