年下の彼氏
でも、優子が上手い具合にお母さんに話をしてくれたから、変に思われずに済んでよかった。



リビングに置かれた硝子テーブルに手土産のケーキを広げ、みんなで戴くことにした。 



お母さんが淹れた甘いミルクティーとともに。



ひとつ余った翼くんの分を

「翼は寝てるからいらねぇよな」って、翔くんが食べようと手を伸ばしたから、

向かいに座った私は、おもいっきり翔くんを睨んでしまった。





< 193 / 300 >

この作品をシェア

pagetop