年下の彼氏
「ど〜ぞ〜!」


と通された翔くんの部屋は、本人が言うほど、散らかっていなかった。 



むしろ、さっぱりと片付いている方だった。 



「何、翔、彼女でもできた?  すごくキレイにしてるじゃん!」 


って、優子まで目を輝かせ、部屋中をぐるりと見渡しながら言っていた。 



「今、フリーだよ!誰とも付き合ってないよ。
優子ちゃん、可愛い女子大生、誰か紹介してくれる?高校生はもう飽きた。やっぱ、年上のお姉さまがいいよ!可愛がってもらいたいしさ♪」





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