年下の彼氏
付き合いだしたあの日を思い出しながら、長く、長くキスを交わした――。 



気付いたら、なんでか分からないけど、涙が出ていた。 


「どうして、泣いてるの?」


涙に気付いた翼くんは、その細長い指先で、涙を拭いてくれた。 



< 239 / 300 >

この作品をシェア

pagetop