年下の彼氏
そのあとは、二人で木におみくじを括り付け、近くの団子屋で、1本ずつみたらし団子を買った。 



「あぁー!
肝心なこと、忘れてた!試験どうだった?手応えは?」



「バッチリ!」
と、親指と人差し指で○を作った。 



「本当に?!」



「うん。特に、英語と数字!」



「よかった〜。」
安堵とともに、顔が綻んだ。



そのあとは、繋いだ手を離さないよう、来た道を、家路へと急いだ。 



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