年下の彼氏
「先生、約束だからね。全部、隠さず話してね」



「……うん」



翼くんの問いに、素直に頷いた。



いつのまにか、先生と生徒の立場が入れ替わったような、弱い立場になっていた。


うーん、さてと……


返事はしたものの、何から話したらいいんだろう?



この前のことは嘘で、実は、私には彼氏がいて――…?




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