年下の彼氏
「先生!今度は、本当に僕にも個人レッスンお願いしますよ!」



「うん、もちろんいいよ。翔くんは、何が苦手なの?」 


「僕ですか?僕は……女の人のことを詳しく教えてほしいです!」



「――うぇっ」



思わず、口にしていたココアを吹き出しそうになり、慌て飲み込んだ。 



「大丈夫ですか?」 



「……大丈夫よ」




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