年下の彼氏
「何、にやけてんだよ!こっちは、マジで心配してんのに!」
「心配っていったって……本当に何もないしね。ただ、今度、勉強教えてって言われたけどね。それくらいだよ」
「だから――」
「えっ!?」
「だから……だから心配なんだよ。先生、無防備過ぎるから。たとえ、兄貴でも……」
「キャッ!」
いきなり、後ろから抱き締められ、翼くんの両手が、私の胸元で交差された。
「心配っていったって……本当に何もないしね。ただ、今度、勉強教えてって言われたけどね。それくらいだよ」
「だから――」
「えっ!?」
「だから……だから心配なんだよ。先生、無防備過ぎるから。たとえ、兄貴でも……」
「キャッ!」
いきなり、後ろから抱き締められ、翼くんの両手が、私の胸元で交差された。