ずっと大好き。


諒は周りの人を見渡して帰って行った。



「美紀…ごめん。
私が行ってって言ったからこんなことになったんだよね
ごめんね…?」



先輩が謝ってくる。



先輩は悪くないのに…
何で謝るのよ…



先輩ったらもぅ。
いつもの先輩じゃないじゃん



「いや、私が悪いんですよ。
私…あの人が嫌いなんじゃないんです。
確かに嫌いなんですけど、男嫌いってやつで…
何か迷惑かけました。スイマセン」



ペコリと一礼して私はその場から逃げた



「美紀っ…」



先輩は私の名を呼ぶが、私は走った。


そして人気がいない所に行き、泣いた。
ていうか涙が出た。



怖かった。
すごく怖かった。





まだ、震えが止まらなくてずっと泣いた。


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